趣旨説明

第4期 活動概要


研究課題
 持続可能な開発へのシミュレーション&ゲーミングアプローチ

プロジェクトの目的
気候変動や地球温暖化に代表される環境制約を満たし、経済の発展、社会福祉の向上を継続的に高めることが強く求められる時代において、経済価値、環境価値、社会価値の3つの価値を高めることは困難だが極めて重要な課題である。本プロジェクトでは、新しいシミュレーション&ゲーミングによる接近法により、これらの3つ価値を同時に高めるための、よりよい方法を探求し、そして意識変革の方法論の確立を目的とする。

研究の内容と方法
本研究は、経済価値、環境価値、社会価値の3つの価値を同時に向上させられるイノベーティブなビジネスモデルの創造およびその実現可能性の検証に有用なゲーミングシミュレーション手法を開発し、この手法を社会に適用して持続可能な開発に対する理解を深め、国連開発計画の「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成を促進することを目指す。(1)第1期から第3期までのビジネスシミュレーション研究拠点の研究の成果や、MITスローンスクールのマネジメントシミュレーションゲームなど、SDGsをテーマとしたビジネスシミュレーションやビジネスゲームを調査してSDGsの枠組みで捉え直し、それらのSDGsにおける適用範囲を特定するとともに各シミュレーションの特性をSDGsの視点から再評価する。(2) SDGs目標達成に貢献度合いが高いと思われるシミュレーションについて、その教育適用やワークショップ開催を通じて手法評価を行い改良につなげる。(3)発展可能性の高いと思われるアイデアを具現化し、シミュレーションとして実装し、SDGsに関する価値共有を実現するための方法論を確立する。そのために、SDGs関連する諸問題をシステム原型として捉え、現実の問題をシステム原型に対応づけ、それらをもとにシミュレーションゲームを構築するための方法を具体的に提案し、その有用性について評価する。(4) 3つの価値を向上させながらSDGsの達成を目指す21世紀型のイノベーションを探求するためのビジネスシミュレーションを確立する。そのために、第3期ビジネスシミュレーション研究拠点の活動の母体となる科研費研究の総括とSDGsの達成に向けた理論的再検討を行い、サイバー・フィジカル・システム(CPS)Society 5.0時代の新しいビジネスシミュレーションを用いた研究方法論、手法および技術を開発する。



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