日時 2018年3月3日(土)午前10時~12時 場所 N3-1棟(経営学研究棟)4階403室(どなたでもご参加できます) 演題 「SCMゲームの教育効果と研究プラットフォームとしての可能性」 講師 大江秋津(日本大学), 河合亜矢子(学習院大学) アブストラクト: 近年、様々な企業研修の場でビジネスゲームが活用されている。ビジネスゲームは、学習者がトライ&エラーを繰り返しながら、そこに存在している問題自体を発見し、解を模索する。ゲームという行為を通して、背景にあるビジネスの本質的な問題への気づきを促すという意味で、非常に有効なツールである。我々は特に、サプライチェーン・マネジメント(SCM)の複雑さに注目して、エレファントゲームというSCMゲームを開発し、大学や社会人へのSCM教育にこれを適用している。 エレファントゲームはSCM教育のみならず、SCM研究のためのプラットフォームとしても大きな可能性を持っている。我々はゲームの実施によって収集したトランザクションデータおよびアンケートデータを用いて、主に、SCM戦略とSCM教育の2側面から統計分析、シミュレーション、機械学習などの方法で研究を行なっている。本講演では、エレファントゲームの仕組みや企業研修での活用事例、我々の研究内容について紹介する。 |
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